マリメッコのリュックはバディ?メトロ?

marimekko

こんにちは。

今日は、マリメッコのリュックについて。

大人気のこのリュック、大きめの「BUDDY」少しコンパクトな「METRO」と実は2種類あって、みなさんどちらにするか迷っているのをよく見かけます。価格もほぼ同じなのがより悩ましい。

北欧雑貨店の店長としての私のおすすめはBUDDY。その理由は使い勝手。

今日はそのおすすめの理由について3つ、書こうと思います。

バディがおすすめの理由①:大容量

大きさで言うとBUDDYの方が大きめ。だいたいトレッキング用の30ℓと同じくらいのサイズ感です。だから一泊くらいの旅行なら余裕。ノートパソコンも13インチくらいまで入ります。

ちなみにMETROは20ℓ~25ℓくらい。こちらもお出かけバッグとしては十分な容量ですが、宿泊にはちょっと厳しい。

小さなお子さんをお持ちなら、BUDDYはマザーズバッグとしても優秀。替えのおむつ、お手拭き、哺乳瓶&授乳セット、ビニール袋、抱っこ紐、帽子、着替えなどたくさんの荷物もBUDDYなら余裕で収まります。見た目パンパンに見えないのも強み。

カラーも黒なら締まって見えるので、それほど大きく見えません。

バディがおすすめの理由②:デザイン

BUDDYとMETROでは大きさが違うだけでなく、デザインも少し違います。

特に違うのがサイドとベルト。下の写真を見てください。

BUDDY

METRO

大きな違いは、BUDDYはサイドにカラビナがついていること。サイドと肩紐にラインが入っていることですね。

形が大きいので、女性が使っても重たく見せない、のっぺりとした印象を与えないように工夫されています。ユーザーの大半が女性ですから当然ですね。

逆にMETROは全体がコンパクトなので、余計な装飾はせず、よりすっきりとした印象を与えてくれます。

う~ん、そう考えるとデザインは好みのような気がしてきました(笑)

バディがおすすめの理由③:価格がほぼ同じ

これが一番不思議。デザインや大きさがだいぶ違うのに、BUDDYは24,840円、METROは23,760円と、その価格差は約1,000円(マリメッコ正規代理店)。

アマゾンなどのサイトでは、個人並行輸入したものもありますが(並行輸入も本物です)こちらになると価格はほぼ同じ。なら大きい方がいいと思いませんか?僕だけかな?

迷ったらBUDDY!

もう一度言いますね。迷ったらBUDDYですよ。普段使いもショートトリップも余裕でこなしてくれるのはBUDDY。まさにBUDDY(相棒)ですよね。

大は小を兼ねる最強のバックパックです。

METROのデザインが好き!という方はもちろんそちらをどうぞ。デザインの好みは人それぞれ。

おまけ:正規代理店じゃなくても大丈夫?

結論から言うと大丈夫です。ただし、あまりに安いものは注意。

本物の流通経路は大きく分けて二つあります。

・マリメッコ本社と独占販売契約を結んだ正規代理店。

・海外の正規代理店から購入し輸入した並行輸入品。

一番安心なのは国内正規代理店から購入する方法。こちらは偽物が入る余地がありません。また、保証がしっかりしていたり、世界一品質に厳しいJAPANクオリティに対応した検品をしています。

日本の正規代理店はLOOKという会社です。紙のタグにこの印刷があれば間違いありませんし、保証も受けられます。逆に通販で「正規店」と書かれていても、この紙タグがなければ日本正規品ではありません。おそらく海外の正規店で購入したものでしょう。とうぜん日本での保証は受けられません。こういう姑息な通販業者に注意しましょう。

実は、海外では機能に問題がなければ多少の縫い目のゆがみ、色ムラは不良品とみなさないところがほとんど。ところが日本では不良品となるので検品も厳しく行います。そのため、日本の正規代理店の商品は人件費がかかるために価格が高めに設定されています。

次に、並行輸入品のもの。これは海外の代理店で購入したものを輸入して販売しているものです。当店で扱っているのもこちらです。並行輸入品は専門のバイヤーが海外の正規代理店に行き、直接購入して輸入したものです。

価格は為替レートに左右されますがもともと海外の方が定価が安く売られているので、輸送費を入れてもこちらの方が価格を抑えることができます。定価よりも安く売られている本物はこのルートですね。

ただし、悪質なバイヤーが偽物を流通させたり、正規品でも訳ありアウトレットのものを定価で販売したりすることがあるというリスクがあります。正規品のように保証を受けられないのもデメリットですね。

ですから通販の場合はショップの評価やキャンセル規定に気を付けて、問題があればキャンセル、返品ができるお店を選べばいいでしょう。アマゾンや楽天、ヤフーショッピングなどのECモールが最低限。

ヤフオクやメルカリ、ジモティは個人出品者が多いので新品と書かれていてもおすすめしません。

 

実店舗については、店員さんの知識や見極め力の他に、自分で手に取って確認できるので、自分でチェックするのもいいでしょう。自分でもできる本物チェックを、BUDDYを例にして紹介します。

当たり前ですが、あまりに低価格なのはあやしいです。どんなに安くても定価の半額以下はあり得ません。

では外見チェックから。

まずは外側のファスナー、すべて皮のタグが付いており、morimekkoの刻印が入っています。さすがに目立つので、偽物でもここはマネされていることが多いです。

次にチェックするのは、内側のメッシュポケットのファスナー。ここにはYKKの刻印が入っています。日本メーカーの高品質なファスナーが使われています。偽物はここに無印や他メーカーのファスナーの使用例があります。

最後に、内側についているタグ。左右についています。片方にはmのロゴと商品名(この例ではBUDDY)、反対側には素材名や製造国などの品質管理タグが付きます。ちなみに正規品はmade in china。中国製で大丈夫です。

 

どうでしたか?もちろん本物と見分けのつかない偽物もあるかもしれませんが、並行輸入品でもほとんどは本物です。ですので、確実に保証を受けたいのであれば正規日本代理店「LOOK」のマリメッコショップで。購入金額を抑えたければ、ネット通販で並行輸入品がいいのではないでしょうか?

つい熱が入って2,500字を超えてしまいました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント