一見ごく普通のプラスチックのシロクマ貯金箱。
なぜこの貯金箱が北欧雑貨好きにもてはやされるのか?
そこには素敵な物語があるからです。
実はこの貯金箱、もともとは商品ではなく、フィンランドのNordea銀行のノベルティでした。
しかも鍵が付いていない。
子供たちはこの貯金箱にコツコツとコインを入れて、一杯になったら銀行に持っていく、すると銀行員がカギで開けてくれるというステキな仕組みがあったのです。
ですから本物のシロクマ貯金箱には銀行のロゴが入っています。いまでもヘルシンキの蚤の市やヴィンテージショップでは見かけます。ただ鍵が付いてない。
当たり前ですが。
この貯金箱があまりにかわいいので、復刻して鍵付きになったのが現在のシロクマ貯金箱。
鍵が付いているので、親がカギを預かって子どもが貯金をする本来の使い方ももちろんできますし、雑貨として飾ってももちろんOK。
さらに憎いイベントが、毎年冬に販売されるマフラー付き貯金箱。マフラーのカラーが毎年変わるので、集めだすとまさに沼。
マフラーだけでは販売されないので、コレクターさんのおうちはシロクマ動物園となります(笑)
2019年はフィンランド独立100周年を記念したフィンランドブルー。
当店にも10頭ほど入荷しています。
すぐに売れちゃうんだろうなぁ。
そうそう、「鍵を貸してくれませんか・・・」とお客さんが貯金箱をもって来ることがありました。そんなとこからもお店を続けている実感がわいてきます。
おなじメーカーさんで作られているムーミンシリーズの貯金箱についている鍵でも開いてしまうのは内緒w
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