デンマークの老舗ガラスメーカー。
その始まりは1825年だというから驚きだ。
コペンハーゲンのはずれのホルムガードという地名の湿原にあった石炭を活用するために作られたガラス工場は当初は緑色のガラス瓶だけを製造していた。
そこにチェコのボヘミアガラス職人が働くようになり、透明ガラスの技術が確立されていく。
ボヘミアガラスもまた、イタリアのヴェネツィアから技術が伝わったというのだから、ガラス技術はもとをたどると一つになるのかもしれない。
今でも多くの製品がマウスブローと呼ばれる吹きガラス技術によって生み出されるため、一つ一つに微妙な違いが生まれ、それがまた人気となっている。