北欧雑貨を安く手に入れたい。
でも偽物やコピー商品は避けたい。
皆さんの願いですよね。
結論から言うと、並行輸入品を個人ではなく店舗から購入する。
これが多くの人の満足できる購入方法だと考えます。
その理由をこの記事ではなるべくわかりやすく解説しますね。
正規輸入品(正規代理店販売)とは?
まず正規輸入品から説明します。
これは日本の代理店が北欧メーカーと独占契約を結んでいるか、北欧メーカー自身が日本国内に直営店を作って販売している商品となります。
・専用の化粧箱に入れて売られている。
・品質が均一で日本人の厳しい審査に耐えられる。
・返品、交換が容易で保証がしっかりしている。
・専用の販売ホームページを持っている。もしくは正規店として楽天などに出店している。
・定価販売である
ということになります。
メーカーのイメージに直結する販売なので、品質検査が厳しく、手間がかかっています。
商品シールのズレや剥がれなどすら許されないものがジャパンクオリティとして販売されます。
チェックや化粧箱などにコストがかかるので、メーカー小売り希望価格通りの値段で売られており、セール以外でお得に手に入れるのは難しいですね。
=正規販売店での購入に向いている方=
・きれいな専用化粧箱に入った商品がほしい。
・ラベルのズレや箱のキズも許せない。
・正規品を買ったという満足感を得たい。
こういう方はこちらでの購入をおすすめします。
並行輸入品(雑貨店、ネットショップ販売)とは?
こちらは輸入業者が現地から直接仕入れ、税関を通し小売店などに卸している商品。
新品であることは間違いありません。
正規品との違いは、生産国で直接買い付けし輸入している点。
正規店以外の北欧雑貨店で販売されているのはこちらの商品となります。
品質チェックは小売店がおこなう分、価格は安めです。
・正規輸入よりも価格が安いことが多い。
・雑貨店、ネットショップ販売のものはお店の品質チェックを受けている。
・専門の輸入業者が輸入するためコピー商品の危険が少ない。(税関に見つかると事業が成り立たないので)
・化粧箱に入っていないものが多い。
・商品ラベルのズレや剥がれは正常品として販売される。
・補償内容が販売店によってまちまち(交換、返金)。
私の経営する雑貨店で販売しているのもこのルートのもの。
なので仕入れの目利きが重要だったりします。
現地で販売されている不良品すれすれのアウトレットなどをつかまないように、輸入業者選びは慎重に行います。
=並行輸入品の購入に向いている方=
・新品で不良品でなければなるべく安く購入したい。
・箱のキズや商品ラベルのズレなどは気にしない(商品がちゃんとしていればよい)。
・不良品の場合は交換ではなく返金対応でも良い(雑貨店に在庫が無い場合)
こういう方はこちらの商品でも満足できるはずです。
オークションは難しい
おそらく最も安く手に入れられるのがネットオークションです。
正規品の未使用品や中古品が売りに出されていることもあり、お得な時もありますね。
古いアンティーク商品もあったりします。
ただし品質はわかりません。
小さな割れや欠けがあったりしても商品ページで見落とすことがあるかもしれません。
ノークレーム・ノーリターンの商品も多いです。
要するに、返品交換はできませんよ、ということですね。
・最安値で購入できる可能性がある。
・販売終了品やアンティークを手に入れられる。
・本物かコピー品かの見極めが難しい。
・品質にばらつきがある。
・返品、交換ができないものが多い。
個人輸入はお得ではない
昔は個人輸入が海外品を安く購入できる時代がありました。
・海外のアマゾンなどネット通販で購入する方法。
・海外のバイヤー(代理購入者)に発注して買い付け、送付を行う方法。
・自分で現地に行って購入し、荷物として送ったり持ち帰ったりする方法。
すべて円高ドル安の時代の方法です。
しかし今は完全に逆になっており、海外の方が同じ商品でも高く売られています。
さらに円の価値が下がっているので為替リスクもあります。
そのうえ、輸入時に税関を自分で通さなければなりません。
コピー品などを買ってしまっていた場合、没収され、もちろん購入代金などは戻ってきません。
・無し
・正規品かコピーか見抜く技術が必要
・為替や現地の物価、移動費などを考えると赤字
・コピー品は税関で没収
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